横浜市都筑区 運営方針 コロナ対応に即し施策 新たな視点、取組も | 都筑区 | タウンニュース

横浜市都筑区 運営方針 コロナ対応に即し施策 新たな視点、取組も | 都筑区 | タウンニュース

 都筑区の2021(令和3)年度の目標や取組を示す「運営方針」がこのほど示された。基本目標は昨年に引き続き「『つながり』『活力と魅力』『安心』を実感できるまち、ふるさと都筑〜区民の皆様と一緒に築く、都筑区」とした。新型コロナ対策を強化する方針が盛り込まれた。

 運営方針は区の取組や事業の方向性を示すもので、毎年この時期に各区が公表する。都筑区は昨年と同様の基本目標と5つの施策を掲げ、改めて新型コロナウイルス感染症対策や新しい生活様式に即した取組の強化を図る考えを盛り込み、災害時の感染症対策を進めるほか、中小企業支援や商店街振興の視点を盛り込んだ。

目標達成へ5つの柱

 目標達成に向けた施策は▽つながりと協働を育むまち▽いきいきと健やかに暮らせるまち▽活力とにぎわい、魅力あふれるまち▽安全・安心なまち▽花と緑にあふれ、豊かな環境を育むまち–の5つ。さらに区役所の組織運営として「正確・迅速・丁寧な業務の遂行」を掲げ、情報共有やリスクに対する行動計画の策定、窓口応対サービスの強化、柔軟な働き方の推進などの具体例を挙げている。

 「つながりと協働を育むまち」の施策では、「地域支援の種」として新たに地域課題に対応したアドバイスを担う「コミュニティ応援アドバイザー」を各地区に派遣する取組を盛り込んだ。NPO法人やキーパーソンの活動を紹介する情報誌を発行する取組も進める。また「安心・安全なまち」の施策では、「危機管理対策の推進」の項目に感染症対策を踏まえた避難場所運営に向け、間仕切りなどの防災用資機材を整備する方針を新たに掲げた。