「大衆直結」の政治貫く | ニュース | 公明党

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2022年8月29日

「大衆直結」の政治貫く

立党精神、政権に反映 
神奈川夏季研で山口代表

党神奈川県本部の夏季議員研修会であいさつする山口代表=28日 横浜市

公明党の山口那津男代表は28日、横浜市で開かれた党神奈川県本部(代表=三浦信祐参院議員)の夏季議員研修会に出席し、「公明党が『大衆とともに』の立党精神を実践し、国民の声を政治の過程に反映させ、結果を生み出してきたことを堂々と訴え、明年の統一地方選を断固、勝利しよう」と訴えた。

山口代表は、立党精神を体現するため、公明議員は「“団結第一”が基本姿勢でなければならない。大局観に立って結束し、求心力を発揮することが公明党の強さにもつながる」と力説した。

また、“大衆直結”の姿勢が「現場第一主義」や「小さな声を聴く力」といった実践に展開されてきたと力説。こうした公明党の政治姿勢が自公連立政権にも浸透してきたと述べ「公明党の立党精神が今の政権運営にも生かされていることを誇りに思いたい」と語った。

さらに、“たゆまざる自己研さん”によって正確な知識や事実をつかんだ上で政策を推進していく重要性を強調。知識や技術、経験を学ぶだけでなく、「自分自身が国民とコミュニケーションを取る力を磨くことが大事だ」と述べ、訪問対話運動や街頭演説などを通して議員力アップを図っていこうと呼び掛けた。

核廃絶の流れ公明がリード

一方、核廃絶に向けた取り組みに関しては、核兵器不拡散条約(NPT)再検討会議が最終文書案を採択できずに決裂したことに触れ「誠に残念だが、多数の参加国が『核の先制不使用』を約束させる合意ができる寸前までいったことは高く評価すべきだ。核のない世界をめざす方向性が底流にしっかりとあることを深く認識して、これからもその流れをリードしていきたい」と語った。

会合では、三浦県代表が担当して重要政策課題について学び合ったほか、同県本部顧問の古屋範子副代表、同県副代表の佐々木さやか参院議員も出席し、あいさつ。松沢堅二・綾瀬市議、井出一己・愛川町議が党勢拡大の取り組みを報告した。

大分で石井幹事長
議員力磨き党勢拡大を

党大分県本部のメンバーらと懇談する石井幹事長(中央)=28日 大分市

公明党の石井啓一幹事長は28日、大分市で開かれた党大分県本部(代表=河野成司県議)の夏季議員研修会に出席し、「議員力を磨いて党勢拡大につなげ、統一外地方選、来年の統一地方選に完勝していこう」と呼び掛けた。

石井幹事長は、9月で「大衆とともに」の立党精神が示されて60年になることを踏まえ、「団結第一、大衆直結、たゆまざる自己研さん――の三つの指針を胸に刻み、課題解決や政策実現に全力を挙げよう」と強調。議員の日常活動として、恒常的・積極的に党を支持する「アクティブサポーター」を増やしていく運動の重要性を訴えた。

物価高対策の拡充さらに

このほか、物価高騰対策では、ガソリン価格を抑制するための石油元売り業者への補助金の継続や、自治体が地域の実情に応じて活用できる地方創生臨時交付金の拡充などに引き続き力を尽くすと述べた。

研修会では、吉田宣弘衆院議員が国政報告したほか、窪田哲也参院議員、河野県代表があいさつ。小住利子・中津市議、浅利美知子・佐伯市議、秦時雄・玖珠町議が活動報告を行った。